~ 高齢者の交通事故を無くすために ~
安協だより(令和2年1月) ←詳細はこちらをクリックしてお読みください
車の運転、歩行者の交通行動は、「自己の通行に障害となる道路環境及び他交通の認知(発見)」「危険(事故)回避措置の要否及びその方法、程度の判断」そて「回避措置(操作)」の3つの流れの繰り返しです。
交通事故は、この3つの流れ(認知、判断、措置(操作)」の中でミス又は遅れがじた場合に発生するものです。
高齢者は、その身体的特性から認知、判断及び措置の各段階のミス又は遅れ多く、昨年中は全事故死者の約7割を高齢者が占め、事故率が高いことから、高者の交通事故を防ぐためにはどうあるべきか、そのポイントを抽出してみました。
高齢者自身の注意のポイント
○ 歩くとき
・ 少し遠回りになっても、歩道のある道路、交通量の少ない道を選ぶ。
・ 夜間は、できるだけ外出を控える。
・ 外出する場合は、明るい服装で反射材を活用する。
○ 道路を横断するとき
・ 車が遠くに見えても通り過ぎるまで待って横断する。
・ 「止まる、見る、待つ」を習慣づける。
・ 走行中の車両や、駐・停車車両の直前直後の横断はしない。
・ 斜め横断はしない。
○ 車を運転するとき
・ 夜間は、視力が低下するため、できるだけ運転は控える。
・ 危険に対する反応時間が余分にかかるため、ゆとりのある運転をする。
・ 長時間運転は、知らず知らずのうちに疲労が重なるため、1時間走ったら憩 を取り、車外に出て体操をするなど気分転換を図る。
・ 交差点は、情報の早期入手と、それに対応する適切な判断、操作が要求れ るので、より一層の安全確認をする。
今年のスローガン
☆ 運転者(同乗者を含む)へ呼びかけるもの
スマホより 横断歩道の 僕を見て
☆ 歩行者・自転車利用者へ呼びかけるもの
夕暮れの 一番星は 反射材
☆ 中学生以下へ交通安全を呼びかけるもの
しっかりと 止まってかくにん 横だん歩道