交通安全協会だより12月号
県下の交通情勢ですが、交通事故の発生状況、死者、傷者はいずれも前年と比べて減少を見ております。しかし、例年年末年始の時期は、特有の慌ただしさも加わり交通事故が増加する傾向にあります。
このため、徳島県交通安全対策協議会が主催して、12月10日から来年1月10日までの間、年末年始の交通安全県民運動が実施されています。
そこで、県民の皆様が「無事故で年末、笑顔で正月」を迎えていただくため、次のことを実践してください。
● ゆとりのある運転をしよう
仕事が多忙となり、車の動きも慌ただしくなります。こういう時期こそ、 ゆとりと落ち着きを持って行動できるように、早めの出勤や出発をお願いします。
● 飲酒運転、イライラ運転を追放しよう
この時期に多くなるのは飲酒運転です。なかには、自分では飲むつもりはなかったのに誘われて酒を飲んでしまい事故を起こすケースも多いので す。
酒を飲む席には車で行かない、少しでも飲んだときは車を駐車場に置い て帰ることを徹底しましょう。交通安全協会では、忘年会などでは飲酒し ない者をあらかじめ指定しておくハンドルキーパー運動を推奨しております。
また、師走の慌ただしさや、交通の混雑・渋滞などからイライラ運転となりやすいので、渋滞などを盛り込んだ余裕のある運行計画を立て、夕暮 れ時は早めのライト点灯で事故を起こさない安全運転をお願いします。