~ 家庭における交通安全対策を進めよう ~
家庭は、様々な交通主体(自動車及びバイクの運転者、自転車利用者、歩行者)の集まりであり、相互(運転者と交通弱者)理解の場であります。 新年度や新学期を控え、運転者からの注文、歩行者の要望等々を話し合うことにより、他の交通に対する理解を深めるとともに、自分自身の交通安全意識をも高め、その結果として家族の安全と繁栄が保てるものと思われます。
家庭での交通安全の進め方
◎ 一般的に、運転者は歩行者や自転車利用者のマナーが悪いと言い、歩行者サイドの人は、自動車の無謀違反を非難することが多いようです。しかし、我が愛児=(歩行者、自転車利用者)、我が慈父母=(運転者)に置き換えたらどうでしょう……「他の交通への気配り、譲り合いの気持ち」が生ずると思います……これが家庭における交通安全の原点です。
◎ 家庭は、子供のしつけ教育はもとより、生涯(教育)学習の基礎であると言われておりますが、交通安全に関する「しつけ」「指導と教育」そして「自ら学習」も家庭で始まり、家庭で完成します。 ○ 一緒に行動する機会をとらえての実践的な「しつけ」と「指導」
○ 家族の交通行動上の短所と長所をとらえてのアドバイス
○ 自分が「ヒヤッ」とした経験や「見た・聞いた・読んだ」事故事例 を家族に話して、その安全意識や感覚を高める ことが大切です。
◎ 誰しも交通事故に遭いたくないと思っておりますが、「慣れっこ」になって、「気を抜く」又は「自己抑制を忘れる」ことがあるのも事実です。家族のお出かけの前に
○ スピードを出さないで、車間距離を十分に
○ 右、左の安全を確かめて横断を 等々の言葉をかけて気を引き締めるとともに、高齢者や子供の 夜道は危ない!一緒に行こうという気配りも大切と思います。