~ 思いやりのある運転に徹しましょう!~
人対車両との事故のうち、横断歩道を歩行中に事故に遭うケースが多く、今年は31件発生、29人が負傷、2人の方が亡くなっています。
横断歩道は、歩行者のための安全地帯です。歩行者は安心して横断していますので、そこでの事故は、ドライバーの責任は極めて重大です。
歩行者の側方を通過するときは、歩行者との間に、安全な間隔を空けなければなりません。また、歩行者との間に安全な間隔を空けることができないときは、徐行しなければなりません。
~ 特に、高齢歩行者に注意を ~
歩行中の死者を年齢層別に見ますと、最も死者数が多いのが高齢者で今年は全体の約9割(7人中6人)を占めています。
高齢歩行者の事故を防止するため、次のことに留意してください。
1 信号機のある交差点では、(高齢者を見かけたら)青信号でも減速し、いつでも止まれる心構えで運転しましょう。
2 高齢者は、道路を最短距離で横断しようとする場合があるので、目配り、気配り運転に徹しましょう。
3 信号が変わっても、横断歩道を渡りきれない高齢者もいますので、安易に発進しないようにしましょう。
注 今年の統計数字は、平成26年9月末現在です。