~秋の全国交通安全運動の実施について~
9月21日(水)から9月30日(金)までの10日間、秋の全国交通安全運動が実施されます。 全国交通安全運動は、交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけることで、交通事故防止の徹底を図ることを目的として、昭和37年から行われている国民的運動です。
今年の秋の全国交通安全運動の重点は、
「全国重点」
○ 夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗車中の交通事故防止(特に、反射材用品等の着用の推進及び自転車前照灯の点灯の徹底)
○ 後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
○ 飲酒運転の根絶 「徳島県重点」
○ 早めのライト点灯の推進とスマホ利用時の交通事故防止 です。
【徳島県の交通事故の現状】
今年は年初から交通死亡事故が連続発生するなど、交通死亡事故が多発しています。特に高齢者が犠牲となる事故が多く、全事故死者の約8割を高齢者が占めています。
これまでの高齢者事故といえば、高齢者が歩行中あるいは自転車乗車中に被害者となるケースが大半でしたが、今年は高齢ドライバーが加害者として関与する交通事故あるいは高齢ドライバーによる車両単独事故が増加しています。
前方注視や安全確認など基本的なルールを遵守するとともに万全な体調での運転を心がけましょう。また、8月末現在、四輪車乗車中の交通事故死者20人のうち、シートベルト非着用者は11人にのぼり、そのうち8人はシートベルトを着用していれば助かったと分析されています。運転者自身はもちろん同乗する大切な家族・友人を守るため、後部座席も含めた全ての座席でシートベルトを着用しましょう。