~ 雨の日は歩行者・自転車に注意した運転を ~
毎年、梅雨終盤の7月は雨が多く交通事故も増加する傾向にあります。雨の日の走行で注意したいことは、スリップをしないため、いつもよりスピードを落として慎重に運転する必要があります。その理由は、雨が運転者の視界を悪化させるからです。たとえば、サイドミラーの雨滴が後方を見えにくくさせ、車線変更時に後続車を見落とす危険があります。また、フロントガラスのワイパーの作動範囲内に残った雨滴が歩行者や自転車等を見えにくくします。 そこで、雨の日は次の点に注意し、歩行者・自転車等の動きに配意した運転が大切と考えます。
○ 無理な横断をする歩行者等を予測しよう。
雨が降ると、誰もが早く目的の場所まで着きたいとの考えから信号を守らず横断したり、信号のない場所でも横断してくる場合があります。 雨の日は、歩行者や自転車乗車者のこうした心理を読んで(予測)運転する必要があります。
○ 傘さし歩行者・自転車の動きに注意しよう。
雨の日は、傘をさした歩行者が危険です。視界を遮りがちになり後方の安全確認を怠りがちになります。歩車道が分離されていても突然のはみ出しにも対応できるよう、傘さし歩行者の動きをしっかり確認しながら走行しましょう。
また、雨の日は自転車がスリップしやすくなります。自転車の側方を通過するときは細心の注意を払いましょう。
○ 車両点検、整備を徹底しよう。
安全な運転を心がけても、車両に不具合があれば事故につながります。日常点検を怠らず、タイヤやブレーキの点検は入念に行いましょう。