~ 歩行中の交通事故を防ごう!! ~
1 歩行中の交通事故の特徴
平成28年中、交通事故死者に占める歩行中の事故は全体で28.6%ですが、うち65歳以上の高齢者が歩行中に死亡した割合は78.6%と非常に高くなっています。 年末を控え交通事故が増える傾向にありますので、特に高齢者の歩行中の交通事故をいかに無くすかが重要な課題です.
2 歩行中の交通事故防止のポイント
○ 道路を横断するときは、横断歩道を渡りましょう。
道路を横断するときは、走行車両や駐車車両の前後を避け、横断歩道のあるところでは、必ず横断歩道を渡りましょう。歩行中は、「見落とし」や「うっかり」による信号無視、横断禁止場所の横断などをしないよう注意しましょう。また、高齢運転者が歩行中の高齢者を巻き込んだ、悲惨な事故も多く発生しています。運転者の立場になったときには、歩行中の高齢者のこうした行動を予測したり、配慮した運転を心がけましょう。
○ 早朝・夕暮れ時や夜間の外出時には、反射材等を活用しましょう。
早朝・夕暮れ時や夜間は、歩行者の服装の色によっては発見が遅れ、事故に遭う場合があります。黒・茶・紺系統の色はドライバーから見つけられにくいため、明るい目立つ色の衣服を着用したり反射材を使用するなど、「見られる」工夫をしましょう。反射材を衣服、靴、鞄、傘などの身の回り品やその他の物に組み込んだ商品を活用するのも有効です。